月や星の撮影、いわゆる星景撮影はこれまでネットや本の情報を集めて断片的に勉強してきました。
北陸の夜は晴れることが少なく、なかなか星空を取りに行く機会が少なくて上達する機会があまりありませんでした(自分への言い訳かもしれませんが)。
『石川県柳田星の観察館「満天星」』では星空の観測会などのイベントを実施しています。
私が今回参加した9月28日(土)星空写真教室もそのイベントの1つで「先着3名様」だったので急いで申し込みました。
参加した感想は『大満足』でした。
参加前に準備せず参加したら、そこまで満足は得られなかったかも?
参加する前の準備はとても重要です。
それではイベントの参加の「きっかけ、目的、内容、感想」などをお伝えします。
星空写真教室参加のきっかけ
満天星は以前から知っていて、FacebookやTwitterのSNSは常にフォロー&チェックしていました。
そこへ、「星空写真教室」の情報が流れてきました。
常々、我流で星空を撮影してきましたが、思う様な写真がなかなか撮れず困っていました。
「高いレンズを撮れば撮影の幅が広がるのは知っているけれど、そもそも今の撮影環境の限界をちゃんと超えているのか?実はわかっていないだけでは?新しいレンズを購入するにしても選び方は?」
そう思っていた私はこのイベントに参加することを一瞬で決意し、電話で予約しました。
電話した際に「勉強会の後、晴れれば外で実際に撮影、雨天の場合はプラネタリウムで撮影の実習をします」ということでした。
6月28日はあいにくの曇り空でしたが、勉強会に参加してきました。
写真教室で解決したかったこと
「我流で星景写真を撮影してきて、もっと上手に撮るために不足している情報不足を解決したい」
これが今回参加した目的でした。
結論を先に言えば、解決できました。
参加して本当によかったと思っています。
ちなみに当初の私の解決したかったこと。
- レンズの選び方
- 北極星の探し方
- 北極星はどれくらいの明るさなのか。
- 露出時間の考え方、25秒?30秒?
- 天の川を綺麗に見せるくらいならどんな撮り方?
- 赤道儀を買ったはいいが、誇りを被っていて使わなくても天の川は撮影できるのか?
石川県柳田星の観察館「満天星」で行われた「星空写真教室」で行われた内容
前半は撮影に必要な基本知識のおさらいが行われました。
30〜35枚のスライドをプロジェクターで写して分かりやすく教えていただきました。
星景撮影に必要な機材、例えば、三脚、レリーズはもちろん、赤色ヘッドライト、レンズヒーターなど必要な機材の特徴や理由から始まりました。
我流で星景写真を撮影していた私にとって、赤色ヘッドライトやレンズヒーターははじめ聞いた言葉でした。
必ずしも必要な訳ではないけれど、なるほどあったほうが便利なものもありましたね。
もちろん、カメラの設定、撮影モード、ピントの合わせ方のコツなどもありました。
また、天の川撮影に特化した説明の時間もあり、これは本当に聞きた内容でした。
天の川というと春から夏にかけて撮影することが多いと思いますが、10月でも夜の早い時間ならまだ撮影できるのでチャンスはありそうです。
その他にはRAWデータの処理方法などについてもレクチャーがありました。
撮影道具、撮影設定、撮影例、画像処理(パソコン)など星景撮影に必要とされる知識を網羅された教室であり、とても分かり易かったです。
定員は3名までなので、早い者勝ちですよ。
私は今回一人きりだったので、聞きたいこと全部きけました。
ほんとう贅沢の時間でした。
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